業者選びに役に立つ車・運送・引越しに関連した業者をご紹介します。

近頃では運送業者も良い方向に変化してきているようですが、少し前までは価格競争が起こり、ドライバーへの労働時間や給与面などの負担が増えて、ブラック運送会社が増えていることをテレビのニュースなどでもちょくちょく流れていました。
大手運送会社では、運送業界の問題にしっかり取り組んでいて、ドライバーへの負担も改善されているようですが、中小の運送会社では、まだ完全に問題が解決されていないような気がしています。
実はこれまで信頼して配送を任せていた運送会社が問題を起こしてしまって、業務停止になって倒産の可能性も出ていて、現在は大手運送会社にお願いして、いつもよりも割高の単価で配送を任せているのですが、大手では値段交渉しても限界があるので、中小企業の得意先を探しているところです。
もちろんブラックな運送会社とは取引したくないので、ブラックかどうかを判断できる方法を教えてください。

人の入れ替わりが激しい会社は危険です。

もちろんドライバーの勤務時間が長い会社は、ブラック企業である可能性が極めて高く、給与面も含めて従業員へ対する待遇が悪いと、ブラック確定と判断して間違いないでしょう。
しかし、これは外から判断することは難しいので、それ以外の判断方法を紹介します。
外から判断しやすい見分け方としては、普段からのトラックの整備や清掃で、特にいつ見ても車体が汚れていたり、車体に傷が多くついている場合は、過剰労働でちょくちょく事故を起こしている可能性もありますし、優良企業で会社の看板であるトラックが酷く汚れたまま走行させているところはありません。
十分な休息が取れる状態なら、トラックを掃除する時間も取れますし、ドライバーを詳しく観察すれば、労働環境が良いか悪いかを、外からでも判断することは可能です。
ブラック企業には、ドライバーの数が揃わない特徴があり、待遇が悪いとどんどん人が入れ替わっていきます。
したがって、明らかに人手が不足していたり、常に求人募集を出しているような会社は、ブラックの可能性が高いと推測できます。
直接雇用ではなく、派遣や請負の仕事ばかりしている会社にも、依頼しない方がいいでしょう。
反対に長く勤務しているドライバーが多い会社は、優良企業の可能性が高いですし、ブラックかどうかをストレートに尋ねたとしても、嫌がることなくしっかり説明してくれるでしょう。